POINT
みどころ
パンダ
竹を主食にしたジャイアントパンダの手の骨には、竹を「つかむ」ことができる秘密があります。
他のクマにはできない、つかむという「動き」のひみつをご紹介します。

ほねのきほん〜骨ってどんなもの?
骨は体を支え「動く」ためにとても重要な役割をしています。
骨の形や構造を知ることで、私たちがどのようにできていて、なぜ動けるのか、その不思議がわかります。

人馬一体
ヒトが騎乗して走るウマ、その調和した「動き」を再現した世界唯一の標本です。
ウマの走る姿勢は哺乳類の歩行や走行など移動様式の研究がご専門の和田直己博士(山口大学名誉教授)に監修していただいています。ヒトの騎乗姿勢は日本中央競馬会の武豊騎手に監修していただいています。

つかむ・とぶ
動物たちは生息環境にあわせていろいろな「動き」をするようになりました。木をつかんでぶらさがったり、空を飛んだり、高くジャンプしたり、動くために骨もいろいろな形に変わってきました。

鳥人:鳥に一番近い人
華麗な鉄棒競技、その着地に至る空中での極限の一瞬の「動き」が世界的第一人者の監修で世界初公開です。
この特別展のために北九州市スポーツ大使の内村航平氏に監修していただいた、鉄棒競技の空中での一瞬の姿勢を再現した人体骨格模型をご覧ください。

恐竜時代の動き
襲うデイノニクス、逃げるテノントサウルスという恐竜が生きるための「動き」を九州初公開で展示します。
映画のワンシーンのような迫力ある展示をご覧ください。このほか、恐竜の頭骨がたくさんの骨が組み合わさってできていることを他の動物の頭骨と比べた展示もぜひご覧ください。

およぐ
水の中でおよぐために骨はどのような形に変化したのでしょうか。大分湾に現れた若いザトウクジラの全身骨格をじっくり観察して、私たちや陸上の動物との違いを見つけてみましょう。

たべる
食べることは生きること。効率的に食べるため、動物の頭骨や歯はいろいろな形に進化してきました。動物の頭骨を観察するときのポイントが分かれば、その動物が何を食べているのかが分かるようになりますよ。
